マイナンバーカードのコピーに透かしを入れる方法
2026年10月11日 更新
口座開設やサービスの登録で、マイナンバーカードのコピーを本人確認書類として求められることがあります。送る前に「何に使うコピーか」を書き込んでおくだけで、悪用されにくくなります。
本人確認専用 さくら証券株式会社 2026/10/11
コピーをそのまま送るのが心配な理由
マイナンバーカードには、氏名・住所・生年月日・顔写真がそろっています。何も書かれていないコピーは、もし流出すると別の申込みに使い回されるおそれがあります。たとえば、あなたになりすまして別のサービスに登録しようとする人がいるかもしれません。
そこで役に立つのが「透かし」です。コピー全体に「本人確認専用 さくら証券株式会社 2026/10/11」のような文字を重ねておけば、ほかの目的で使おうとしてもすぐに不自然だと分かります。万が一出回っても、どこに渡したコピーなのかが分かります。
送るのは表面、裏面は基本的に送らない
よく言われる注意点として、マイナンバーカードを本人確認書類としてだけ使う場合は、表面だけを送り、裏面は送らないという方法があります。裏面には12桁の個人番号(マイナンバー)が載っているからです。本人確認だけなら、表面の氏名・住所・生年月日・顔写真で足りることがほとんどです。
相手から裏面も求められたときは、本当に個人番号が必要なのかを一度確認しましょう。番号を見せる必要がない場合は、Cachetyの「範囲を隠す」機能で番号の部分を黒く塗りつぶしてから送ることもできます。隠した部分は上から覆うだけでなく、ファイルから実際に消去されます。
Cachetyで透かしを入れる手順
- 1スマホかパソコンのブラウザで cachety.com を開きます。登録は不要です。
- 2マイナンバーカードの表面の写真やPDFを、画面にドロップします(タップして選ぶことも、Ctrl+Vで貼り付けることもできます)。
- 3透かしの文字を入力します。例:「本人確認専用 さくら証券株式会社」。「今日の日付を追加」を押すと日付が入ります。
- 4番号などを隠したい場合は「範囲を隠す」を押し、プレビュー上で四角形を描きます。
- 5プレビューで、文字が全体に入っているか、氏名や顔写真が読めるかを確認します。
- 6ダウンロードして、そのファイルを相手に送ります。
透かしに書く内容の目安
- 目的:「本人確認専用」「口座開設用」など、何のためのコピーか
- 送り先:会社名やお店の名前(例:さくら証券株式会社)
- 日付:送った日。いつ渡したコピーかが分かります
透かしはページ全体に斜めにくり返し入り、画像そのものに溶け込みます。PDFを編集するだけでは簡単に消せません。また、コピーごとに配置が少しずつ変わります。文字は120文字まで入力でき、書体や大きさ、色、濃さも調整できます。
ファイルはどこにもアップロードされません
Cachetyは、あなたのスマホやパソコンの中だけで処理をします。ファイルを受け取るサーバーそのものがないので、マイナンバーカードの画像が外に送られることはありません。ページを一度開いたあとは、機内モードにしても使えます。気になる方は、実際に機内モードで試してみてください。無料で追跡もなく、プログラムの中身も公開されています(オープンソース)。
スマホで撮った写真には、撮影場所(GPSの位置情報)などの見えない情報が含まれていることがあります。Cachetyで作ったファイルからは、こうした情報や選択できる文字データが取り除かれます。
なお、透かしは悪用を思いとどまらせ、流出したときに出どころをたどりやすくするものです。画面を撮影されるなど、再利用を物理的に不可能にするものではありません。送る相手が信頼できるかどうかも、あわせて確かめてください。
よくある質問
- マイナンバーカードの裏面は送らないほうがいいですか?
- 本人確認書類としてだけ使う場合は、表面だけを送るのが一般的な注意点です。裏面の個人番号が必要かどうか分からないときは、相手に確認しましょう。番号を見せる必要がなければ「範囲を隠す」で消してから送れます。
- 透かしを入れても、本人確認に通りますか?
- 多くの場合、氏名や顔写真が読めれば問題ありません。文字の濃さ(不透明度)を調整して、大事な情報が読めるかをプレビューで確認してから送ってください。サービスによっては撮影方法に決まりがあるので、その指示を優先してください。
- 本当にファイルはどこにも送られないのですか?
- はい。処理はすべてお使いの端末の中で行われ、ファイルを受け取るサーバーはありません。ページを開いたあとなら、機内モードでも透かしを入れられます。
- iPhoneで撮った写真(HEIC)も使えますか?
- 使えます。HEICのほか、JPG、PNG、PDFなどにも対応しています。複数のファイルをまとめて処理することもできます。