賃貸借契約書や賃貸の書類に、アップロードせずにオンラインで署名する方法
2026年10月17日 更新
不動産会社や大家さんから賃貸借契約書がPDFで届き、署名してメールで返送するよう頼まれることがあります。印刷もスキャンも会員登録もいりません。ブラウザの中で1分ほどで署名でき、書類が端末の外に出ることはありません。
署名済み賃貸借契約書 みなと不動産専用 2026/10/17
賃貸で署名を求められる書類
部屋を借りるときには、いくつもの書類があります。賃貸借契約書そのもの、入居時の室内確認書(現況確認書)、申込書や同意書などです。多くは「署名」欄のあるPDFで届きます。これまでは、ファイルをアップロードしてアカウントを作る署名サービスを使うか、印刷して署名し、スキャンして送り返すのが一般的でした。Cachetyなら、すべてブラウザの中で済みます。
Cachetyで賃貸の書類に署名する手順
- 1パソコンかスマホのブラウザで cachety.com/ja/sign を開きます。インストールも登録も不要です。
- 2書類:PDFを画面にドロップするか、タップして選びます。契約書と確認書など、複数のファイルを一度に追加できます。紙の書類を撮った写真も使えます。1ページのPDFになります。
- 3署名:指、タッチペン、マウスで手書きするか、名前を入力するか、白い紙に書いた署名の写真を読み込みます。署名の下には今日の日付を入れられ、必要なら場所や「内容を確認しました」のような一言も加えられます。
- 4配置・確認・ダウンロード:署名は最後のページの右下に表示されます。署名欄までドラッグし、角をつまんで大きさを調整します。各ページに押印や署名を求められている場合は、すべてのページに小さく署名を入れるオプションをオンにします。
- 5プレビューを確認してからダウンロードします。署名済みのファイルは、元のファイル名の末尾に -signed が付きます。このファイルを不動産会社に返送してください。
書類が複数あるときは、それぞれに署名の位置を決めます。署名を置くまでその書類は完成になりません。まだ署名が必要な書類は一覧に表示されます。
ダウンロードのあと、Cachetyは各ファイルの「指紋」(フィンガープリント)を表示します。ダウンロードしたファイルそのものから計算した64文字の符号です。コピーして控えと一緒に保管し、書類と一緒に送ってください(たとえば同じメールで)。将来、別の版の契約書が出てきても、指紋が一致しないので、自分が送ったファイルではないと分かります。
知っておくと便利なオプション
- すべてのページに署名を入れるオプションは、署名ページ以外の各ページの右下に小さな署名を入れます。ページが差し替えられたときに気づきやすくなります。
- 「パスワードでロックする」は最初はオフです。相手がファイルを開けないと困るからです。電話など別の方法でパスワードを伝える場合だけオンにしてください。
- 「サイズを小さくする」は、相手のメールや受付サイトにファイルサイズの上限があるときに役立ちます。
- 透かしを追加するオプションでは、用途、提出先、日付を署名済みのコピーに重ねて入れられます。
書類が端末の外に出ることはありません
Cachetyはブラウザの中で動きます。書類を受け取るサーバーはなく、ページはほかのサイトと通信することを技術的に禁じられています。ご自身で確かめられます。ページを読み込んだあと機内モードにして、書類に署名してみてください。そのまま動きます。署名も保存されません。タブのメモリの中にしかなく、タブを閉じると消えます。
署名済みのコピーは、各ページを画素から作り直します。隠れた文字やメタデータが消える一方で、署名済みのコピーでは文字を選択できなくなります。元のファイルはそのまま手元に残ります。
この署名は賃貸の契約で有効?
手書きや入力、画像の読み込みで作り、書類に置いた署名は、いわゆる簡易な電子署名(電子サイン)です。電子的な署名を認める国は多くありますが、ルールは国や書類によって異なります。賃貸借契約書や入居時の確認書など、日常的な賃貸の書類であれば、多くの場合これで足ります。ただし、印鑑(押印)や特定のサービスでの署名を求める契約や手続きもまだあります。
後で署名が争われたときは、その書類を根拠にする側が、誰が署名したかを示す必要があります。書類を送ったときのメールやメッセージは残しておいてください。電子証明書を使った署名には、簡易な署名にはない、信頼性を示しやすいという強みがあります。
電子証明書付きの署名や押印が必要な場合、法律で本人の手書きが求められている場合、遺言や公正証書、相手が特定の署名サービスを指定している場合(一部のローンや保険の契約、特定の行政手続きなど)には、このツールは向いていません。その場合は、求められた方法を使ってください。これは法的な助言ではありません。
署名を使い回されることはある?
署名は各ページの画像の一部なので、PDFの要素として動かしたり消したりすることはできません。ただし、紙の署名をスキャンした場合と同じく、画像から切り抜いて別の場所に貼ることはできます。署名の画像である以上、これは防げません。また、このファイルは、誰が署名を置いたかも、その後に書類が変更されていないことも証明しません。控えを保管しておいてください。リスクを減らすには、用途と提出先をコピーに結び付ける透かしを入れ、すべてのページにも署名を入れてください。
よくある質問
- この方法で署名した書類を不動産会社は受け付けてくれますか?
- 多くの場合は受け付けてもらえます。署名したPDFをメールで返送するのは、賃貸の書類ではよくあることです。不動産会社が独自の署名サービスを使っていて、それを指定された場合は、そちらを使ってください。
- 何か印刷する必要はありますか?
- ありません。画面上で署名し、署名済みのPDFを返送します。紙の書類しかない場合は、明るい場所ではっきり撮影し、その写真に署名してください。
- 署名は保存されますか?
- 保存されません。タブのメモリの中にしかなく、タブを閉じると消えます。次回はもう一度手書きするか入力します。
- 署名済みのPDFから文字をコピーできますか?
- できません。各ページを画素から作り直すため、隠れた文字やメタデータも消えます。文字が必要な場合は元のファイルを保管しておいてください。
- Cachetyは本当に無料ですか?
- はい。無料で、登録も追跡もありません。フランスで Amir Moradi が作ったオープンソースのソフトウェアです。